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帽子フードタイプ●ツバ素材/織芯 ●額部素材/テクノファイン® ●首部素材/コンフォートセンサー® ●前部留め/スナップボタン ●マスク掛け / 円掛け式 ●メガネさし/スリット式 ●後頭まわり調整 / ゴム入り ●ケープ素材/共布(立体ケープ) ●ポリエステル60%・綿34%・複合繊維(ソフィスタ®)5%・複合繊維(ポリエステル/ナイロン)1%、ドビー織●サイズ:F(頭まわり:66㎝)常務取締役 生産本部長 叶広幸さん品質保証部 課長 大野宏幸さんヒンヤリとした接触冷感が好評の「アクアクール®」を使用したフード。P.110導入いただいた商品103クールフードDC5222 (ホワイト)¥4,600 (税込 ¥5,060)HACCP導入事例好評のクールフードDC5222を実際に導入いただいた、新潟で包装餅や和洋デザート菓子製造をされているマルシン食品株式会社様に、フード導入の背景や効果についてお伺いしました。帽子を変更することになったきっかけは?叶さん 弊社には、製造している商品が異なる3つの工場があります。その3つの工場内で、キャップタイプの帽子を着用していた工場では、フードタイプを着用している工場よりも毛髪落下の事例が多く発生する傾向があり、毛髪落下事例を減らすために、すべての工場でフードタイプを導入することを決定しました。帽子を変更した効果は?叶さん 効果はすぐに現れ、キャップタイプを着用していた時に比べ、毛髪落下事例は10分の1にまで減少しました。異物混入リスクが大きく減少し、非常に満足できる結果となりました。従業員の方々の反応はいかがでしたか?叶さん それまでの、着脱も簡単だったキャップタイプに比べ、顔を覆うことになるフードタイプはしめつけられている感覚があるなど、マイナスな意見も少なからず出てきました。しかし、異物混入防止という、工場内の安全・安心を保つ取り組みも実行し続けなければなりません。そのためには、ハード面とソフト面の両面から質を向上させることが重要になります。具体的には、商品の安全性を担保できる仕組みづくりと、実際にそれを実践する従業員への教育です。今回に関しては、異物混入を削減できるフードタイプの帽子を導入するというハード面を整えた上で、従業員に「なぜこれを着るのか」「どう着るのが正しいのか」ということを理解してもらうソフト面での取り組みが重要でした。LLサイズtypetype01 HOOD実際にどんなことをされたのですか?叶さん 従業員に、フードタイプに変更したことで、工場内のリスクが軽減されたことをしっかり伝えるようにしました。工場内のボードに「毛髪落下が減りました」などと掲示して、従業員全体で共有できる形で。大野さん 品質保証部としては、「快適に作業ができる」という従業員が求めることと、「工場内の異物混入などのリスクの軽減」という会社側が求めることの着地点の差を埋められるように、従業員教育を徹底しました。従業員からのヒアリングを重ねて、不満、要望を吸い上げつつ、このフードを着用することのメリットを、しっかりと伝えていきました。叶さん 従業員の要望ばかりを聞いていては工場内の安全・安心を保つことが難しくなりますが、実際に着用するのは従業員です。できるだけ従業員のストレスを軽減し、ヒューマンエラーが起きないようにすることも大切だと思います。そういった点では、より暑さ対策や着用感の向上を実現する、よりよいユニフォームを、まだまだ求めています。マルシン食品株式会社 様01HOOD頭から胸までをしっかりガードして、毛髪落下を防止。毛髪混入対策に特化した、食品工場全般に適したタイプ。首から胸にかけてケープが付いているので、毛髪の落下防止を、より強化した形状が特長です。フードタイプに変更し、毛髪落下事例が1/10に。フードタイプ

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